こんにちは、章藤いちごです。
こちらのブログで、たびたび登場しているこのマイク。
YOTTOというブランドのUSBマイクで、アームやショックマウント(マイクを固定する部品)もセットになっているので、すぐに収録ができます。
私が買ったときは2500円しなかったんですが、値上がりしちゃいましたね。
2023年3月現在、3000円〜4000円くらいになってます。
とりあえず値上がりは置いといて、もっと初期費用を安く済ませる方法ってないの?
なくはないです。
というわけで、ダイソーに売っている300円のイヤホンマイクを用意しました。
今日は300円のイヤホンマイクと、3000円のUSBマイクの音質を比較してみましょう。
その価格差、10倍!果たして軍配が上がるのはどっちだ!?
こちらは動画でも解説しておりますので、よろしければどうぞ!
ダイソーで売られてる、300円のイヤホンマイクって?
正式には、「ALシリーズ」「EVシリーズ」っていう名前みたい。
私が買ったのは1年くらい前なので、どっちなのかは忘れちゃった。
普通のカナル型イヤホンで、リモコンマイクがコードについています。
ケーブルの長さは1.2m、イヤホンジャックの大きさはΦ3.5mmです。
一般的なスマホなら、問題なく使えそうだね。
百均のイヤホンって、物によって音質がバラつく印象があるんだけど、これはものすごく音質がいいです。
100円じゃなくて、300円もする価値はあると思う!
ちなみに私は、このイヤホンをガンシューティングゲームの配信をするときに使っています。
いつも使っているUSBマイクだと、ガンシューやるときに届かないので…。
これも、300円のイヤホンマイクを使って配信したもの。
ホラーゲームなので、苦手な方は視聴する際に注意!
パソコンでイヤホンマイクを使うには、アダプターが必要なので注意
これ、私も引っ掛かっちゃったんですけどね。
普通にスマホにつないで使うなら、イヤホン機能もマイク機能も両方使えるんですが、パソコンでマイク機能を使うときは、イヤホンとパソコンをつなぐためのアダプターがないとダメなんです。
慌てて買いましたとも。
安ければ1000円くらいで買えるよ!
私が買ったのもそれくらいでした。
実際に、3000円のUSBマイクと300円のイヤホンマイクを比較してみよう
ここからは、3000円のUSBマイクと300円のイヤホンマイクを使って、どれくらい音質が違うのかを見ていきましょう。
比較するのは、以下の4つのパターン。
・USBマイク/PCで録音
・イヤホンマイク/PCで録音
・USBマイク/iPadで録音
・イヤホンマイク/iPadで録音
PCとの音質の違いを比べるために、iPadでも収録していきます。
また、宅録ナレーターとして仕事をする際にはノイズカットやハイパスローパスなどのフィルターをかけておりますが、今回はあえてかけていません。
ちなみに、PCもマイクも使わずに宅録をするという企画を以前にやったので、興味がある方はそちらも見てみてね!
まずはいつも通り、USBマイクを使ってPCで録音
私が宅録ナレーターとして仕事をするときの定番スタイル、USBマイクを使ってPCで録音してみました。
やはり、このスタイルで録音する音声は安定していますね。
「サー」というノイズは入るものの、全体的に音質も良好。
軽くボリュームを調整して、ノイズカットなどの処理をかければ、このままクライアントさんに納品するのと同じクオリティになります。
ダイソーのイヤホンマイクとPCを使って録音
お次は、私がときどきゲームの実況で使っているこちらのパターン。
なんだか、少々耳障りなノイズが入っていますね。
ゲームの実況をするときは、配信ソフトでノイズカット処理をしているので、あまりノイズは目立たなかったかと思います。
しかし、無加工だとさすがにちょっときついかな…?
もしかしたら、イヤホンとPC、もしくはアダプターの相性があまり良くないのかも。
それから、「は行」のときに、ボフッという雑音も入ります。
これは、マイクとの距離感や話し方に気をつけることで改善できそうです。
USBマイクとiPad
私が使っているのはiPad mini4です。
iPadにUSBマイクを接続し、純正の「ボイスレコーダー」アプリで録音しました。
ちなみにこちらの記事でもお伝えしておりますが、USBマイクをスマホに接続するには、USB-Lightningのアダプターが必要になります。
iPad miniといえど、侮ることなかれ。
軽くノイズカットを施せば、クライアントさんに提出できそうなほど音質が良いです。
「PCはないけどiPadなら持っている」という人でも、問題なく宅録ナレーターとして仕事ができてしまいそう。
ダイソーのイヤホンマイクとiPad
それでは最後に、ダイソーのイヤホンマイクとiPadの組み合わせを見ていきましょう。
PCで録音したときに入っていたノイズはなくなりましたね!
やっぱりアダプターとPCの相性が悪かった説が濃厚?
ただ、やはり「は行」と「ぱ行」は弱いですね…。
これもマイクとの距離や、話し方に気をつけることで改善できそうですが。
またいろいろと試してみたいなあと思います。
さいごに
さて、ここまで3000円のUSBマイク(現在の値段)と、300円のダイソーイヤホンマイクを比較してきました。
やっぱり300円のダイソーマイクでは、宅録ナレーターとしての仕事をするのは少々厳しいような気がします。
あくまでも私の環境での話ですが、PCよりもiPadで録音したほうが良さそうです。
ゲームの実況とかするときは、どうしてもPCにつなぐ必要があるんだけどね。
ただ、マイクとの距離や話し方に気をつけることで、いくらかは改善できるのかも。
数千円のマイクではなく、まずは100均で買えるマイクから試してみたい!という方は、このイヤホンマイクを試してみてはいかがでしょうか?
いつか、「できるだけ少ない初期投資で宅録ナレーターを目指そう」みたいな企画、連載をやってみたいなー、なんて思います。
ではでは、おついちご。