初期投資10,000円以下!安いマイクや機材でも宅録ナレーターになれるよ!

宅録

こんにちは、章藤いちごです。

この度、早いもので宅録ナレーターを始めて2年が経とうとしています。

私が宅録ナレーターになろうと思い立ったとき、何かしらの資格を…

いちご
いちご

なーーーーんにもとってません!

良い機材を揃えるために、たくさんお金を…

いちご
いちご

ぜーーーーんぜんかけてません!

そう、資格や高価な機材がなくても宅録ナレーターになれるんです。

宅録ナレーターになるために必要なのはこのふたつ。

・録音する機材

・ボイスサンプル

…演技力とかいらないの?

いちご
いちご

そんなモンあとからいくらでもついてくらァ。

演技力というのは積み重ね。昨日の今日で身につくものではありません。

もちろん養成所や専門学校に通っている人のほうが、演技の基礎ができているので有利っちゃ有利です。

でも、「すぐに宅録ナレーターとして仕事をしたい!」という人は、そんなに待ってられないし、お金もかけたくないですよね。

というわけで今日は、誰でもすぐに宅録ナレーターになる方法をお伝えしていこうと思います。

パソコンやスマホがあれば、宅録ナレーターになるための初期投資は10,000円以下!

諭吉さんを握りしめ、ぜひこちらの記事に目を通してみてください。

(…一応、スマホがあれば初期投資0円でも宅録自体はできます。ただ、それだとYouTubeや配信など、個人活動の範囲になりますが…詳しくはこちらの記事にて)

なお、本記事は動画でも解説しておりますので、よろしければどうぞ!

宅録ナレーターになるには、まず機材を揃えることから!

宅録ナレーターになりたい!と決めたら、何よりも先にすることがあります。

それは、機材の購入です。これがなけりゃ始まりません。

具体的に言うと、マイクと吸音ボックス、それとパソコン

パソコンがなければスマホやタブレットでも良いですが、音声を編集したり、クライアントさんに音声を提出したりする場合にはパソコンがあると便利ですよ!

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弘法筆を選ばず。安価なマイクでも宅録ナレーターになれます

まずはマイクから。

スマホのボイスレコーダーで録音しちゃだめなの?と思われる方もいらっしゃいますが、それだとクライアントさんが求める音質にはなりません。

マイクがないと、どうしても周囲の様々な音を拾ってしまうからです。

自分の声だけをクリアに録音するためにも、マイクは必ず用意しましょう。

そして、マイクにかけるお金ですが…

やっぱり、高いマイクのほうがいいよね?

いちご
いちご

安価なマイクでじゅうぶんだよ!

私が愛用しているマイクも、3000円以下のものです。

…と、言いたいところだったんですがね。

私が購入した当時は2500円くらいでしたが、今は値段が倍以上に跳ね上がっています。

久しぶりに値段を確認してみたら、6000~7000円くらいになってて、「Oh…」という気持ちになりました。

2023年3月現在、再び値段が3000円〜4000円ほどに落ち着いていました。

今購入するのもありではないでしょうか?

YOTTOというブランドのマイク。Amazonでも高評価でした
実際に組み立てたところ。後ろの黒い箱についてはまた後ほど。

それでも、今までクライアントさんから音質を指摘されたことは一度もありません。

これより安いマイクもたくさんあると思うので、ぜひ通販サイトを覗いてみて、お気に入りの一本を見つけてみてください。

はじめは3000円くらいのマイクから試してみるといいかも!

…でも、結局はそれを気に入って、何年も使っちゃったりするんだよね。

USBマイクをスマホに繋げる場合はアダプターが必要

パソコンを使わない場合は、スマホやタブレットににマイクを繋げて収録することもできます。

ただ、その場合はこのようなアダプターが必要になります。

メス口がType-A、オス口がLightning。

こちらはUSBマイクをiPadに接続するためのアダプター。ライトニング端子なので、iPhoneにも使えます。ネットで購入しました。

メス口がType-A、オス口がType-C。

そしてこちらは、USBマイクをスマホに接続するためのアダプター。私のスマホはUSB-c端子なので、このタイプに。

これはダイソーに売ってます!

私の場合は、マイクをiPadやスマホにつなげて、SHOWROOM(配信アプリ)の歌配信をするためにアダプターを購入したんですけどね。

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声の反響(部屋鳴り)を防ごう!吸音材のすゝめ

「宅録ナレーター」というくらいですから、ボイスの収録場所は基本的に自分の部屋になりますよね。

実はなんの対策もしないまま、マイクだけ置いてボイスを吹き込むと…

声が壁に反響して、その反響音がマイクに入ってしまうことがあるのです。

これが、いわゆる「部屋鳴り」。

部屋鳴りがあるだけで、一気にボイスのクオリティが下がって聞こえてしまいます。

部屋鳴りを防ぐためにも、吸音材を用意しましょう。

吸音材にもいろいろ種類がありますが、私が使っているのはこういうボックスタイプ。

このデカい箱が吸音材を使ったボックスです。ちょっと猫の毛がついてる。

ボイスの仕事を始めた頃、私はまだ吸音材を使っていませんでした。

その頃の動画を見てみると、かなり声が反響してますね。

でもこの吸音材を使い始めてからは部屋鳴りもなくなり、一気に音声のクオリティがアップ。

安価なものだと数千円程度で買えるので、ネットなどでぜひ探してみてください。

いきなり高単価の案件にありつける人は少ない

機材を揃えたところで、次はボイスサンプルを…といきたいところですが、先にこのことをお伝えしておかなければなりません。

いきなり厳しい現実を突きつけてしまいますが、初心者でも大丈夫という仕事は非常に単価が低いです

クライアントさんにもよりますが、1本1000円以下ということもザラ。

(1本100円という地獄のような案件を見かけたことも…)

そりゃ、誰でも高単価があるならそっちに応募しますよね?

でもその応募者の中には、宅録ナレーターとして前線で活躍しているような人たちがゴロゴロいます。

そして、そのような案件はほとんど、過去の実績(ナレーターや声優としてどんな仕事をしてきたか)の提示を求められます。

まだなんの仕事もしたことのない人が、高単価の案件に応募するには、非常にハードルが高いのです…。

というわけでまずは、高単価を求めるよりも「仕事を見つけることが優先」と考えましょう。

クラウドソーシングサービスやTwitterで仕事を探すときに、どれだけ単価が低くても「初心者歓迎」と書いてある案件に応募してみましょう。

何事もそうですが、0から1を生み出すのは非常に難しいものです。

とにかく早くスタートラインに立つために、手段は選んでられません。まずは挑戦することが大事です。

ボイスサンプルを作ろう

先程、まずは応募からだ!みたいなことを言いましたが、そのために必要なことがあります。

そう、ボイスサンプルの作成です。

このサイトにもボイスサンプルのページがありますから、サイトを作ってボイスサンプルを載せるのもおすすめですが、

個人的にいちばんおすすめしたいのは「ボイスサンプルの動画を作ってYouTubeにアップする」です。

クラウドソーシングサービスのクライアントさんも、YouTubeのボイスサンプルを求めていることが多いです。

やっぱりワンクリックでページに飛べて、複雑な操作もなく聞きやすいからですかね。

ボイスサンプルの作り方は書き始めると長くなるので、こちらの記事をご覧いただければと思います。

無料ソフトでもじゅうぶん動画は作れるので、初期投資を抑えたいなら無料ソフトがおすすめ!

さいごに

ここまでお読みいただいて、いかがでしょうか?

「自分も宅録ナレーターになれるかもしれない!」と、自信はつきましたか?

ちょっとでも自信がついたら即行動しましょう!その手に握られている諭吉で、すぐに機材を揃えボイスサンプルを作るのです。

「もっと技術がついてからのほうがいいんじゃ…」と思っているそこのアナタ、

冒頭でも述べたとおり、まずは経験からです。

たくさんの役を演じて、学んで、少しずつステップアップしていくのです!

私もこの仕事を始めた頃は棒読みでした。

でも毎日毎日いろんな役に触れ、宅録ナレーターになってもうすぐ2年の今は、それなりに聞けるようになったと思います。

不器用な私にもできたんだもの!あなたも大丈夫!

あなたの声じゃなければ、生まれないキャラもいるはずですよ!

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